Zoomはいまやなくてはならないビデオ会議ツールで、在宅勤務に移行して”そういうの詳しくないから”というオジサンも否応なく使わなくてはいけなくなっています。
普通に使っている人たちに、あまり使われていないけど知っているととっても便利な機能を6つピックアップしましたので、これらの機能を使ってより効率的にZoomミーティングをしてみてください。
Zoomを使っていてこんなことはありませんか
- ビデオを共有するとカクカクしてしまう…
- 紙やホワイトボードが使えないので議論がうまくまとまらない。
- 急に話を振られたときにマイクをオンにするのに手間取ってしまう

会議に参加しながらメールチェックしていたら急に話を振られたんだけどいろんなアプリ開きっぱなしにしててZoomに切り替えるのに手間取ってしまいまして

”あれ、XXさんいないのかな?”なんて言われたりしてね。
- 抜け出すのに気を使う
- 共有画面に書き込みをすると消すのが面倒
- 今日はいまいち決まっていないのでビデオを共有したくない…
今回はこれらの問題を解決する機能をご紹介します。
ビデオクリップに最適化をチェックする
通常の共有のままビデオを共有すると、スムーズに流れずにカクカクしてしまう上、音声が自分のマイクを通してしか聞こえず全体的にイマイチな感じになってしまいます。
そのようなときはビデオクリップに最適化と音声を共有のチェックをして共有しましょう。

音声を共有にしておけば、マイクをミュートにしてもパソコンの音声を流すことができます。
また、ビデオクリップに最適化をすると動画をスムーズに共有することができます。
ただし、このオプションは画質が悪くなるので通常のパワーポイントなどを共有するときには外しましょう。
パワーポイントに動画を埋め込んだりして一時的に最適化したい場合は、共有中でも右端の詳細から”ビデオクリップに最適化”を選択、または解除することで切り替えることができます。

iPadを使う
ミーティングで有効に話をするには、やはり見える化が重要ですがマウスで図を書いたりするのはやはり難しいことがあります。もし手元にiPad(と、できればApple Pencil)があるときは、そちらからもZoomミーティングに参加してみましょう。
文字だけでは説明しにくいものやブレストをする際に効果を発揮します。

また、図表をエクセルでパッと書く方法も公開していますので、iPad持ってないよ、という方はこちらもご参照ください。
F6とスペースでスムーズに復帰
Zoomポップアップウィンドウをナビゲートのグローバルショートカットを有効化しておくと、別の作業をしていてもすぐにZoomの画面に戻ることができます。
急に”***さん、この件なんですが”と振られたときに、F6を押してスペースキーを押すことで何事もなかったかのように話し始めることができます。

F6のショートカット自体はもともとZoomにあるのですが、グローバルショートカットを有効化、をチェックしておくと別の作業をしているときでもF6キーを押すことでいつでもZoom画面を最上面に表示させることができます。
スペースキーはマイクのオフオンを切り替える事ができますが、Zoomのアプリケーションがフォーカスされていないと効かないので、F6キーを押してからスペース、をセットで覚えておくと便利です。
※最小化してしまうと、F6でアクティブにしても画面は最小化されたままなので最小化はせず他の作業画面を全面に出して作業するようにしましょう

自分の顔や表示名をステータスに
画面下の参加者をクリックすると参加者の一覧が出ますが、マウスカーソルを自分に当てると詳細→名前の変更ができます。
長丁場の大人数のMtg等でトイレに行くときなど、チャットで言いにくい時は名前を変更して”(離席中)山田花子”などにしておくとさり気なく表明することができます。

スポットライト機能
画面を共有するときに注目してほしいところに書き込みをすることがありますが、画面を切り替えても残ってしまうので自分でいちいち消去する必要があります。そんなときはスポットライト機能を使うことを検討してみてください。

通常のスポットライト機能の他に、矢印とバニシングペンという機能があります。
矢印は、クリックしたところに自分の名前とともに矢印を表示させることができます。この機能のいいところは、クリックする度に前の矢印が消えて新しい矢印をに変わることです。この機能を使うことで、注目してほしいところにフォーカスすることができます。
バニシングペンは、通常の書き込みペンと似たような機能ですが、書き込んだあとに徐々に消えていってあとに残りません。注目してほしいセンテンスなどに線を引いて一時的に注目してもらうときに便利です。
外見の補正
思いの外使われていないのが、外見を補正するという機能です。

これは簡単に言うと肌をぼかしてきれいに見せるものです。肌の調子にもよりますが、最大にしてしまうといかにも作り物っぽくなってしまうのでゲージの中央くらいにしておくとちょうどよい感じがします。
最後にもう一つ…
どうしても自分の顔を写したくないとき(髪がボサボサだったりちょっと眠かったりするとき)、カメラの代わりに自分を撮った動画を流しておくことができます。
自分のスマートフォンなどでビデオ会議に参加している風の動画を撮っておきます。
※コツとしては、繰り返し再生しても違和感がないようにあまり動かずにいることです。
撮影したら、Zoomのバーチャル背景から撮った動画をバーチャル背景に設定しましょう。

あとは、カメラのプライバシーフィルターをオンにするか覆いをかけて見えなくした状態でカメラをオンにします。
すると、あたかも自分がカメラをオンにしてその前にいるかのように見えます。
※ただし、この機能は大人数が参加していて自分が喋る機会がないときにのみ使用しましょう。自分が喋っているときには明らかに口が動いていないので直ぐにバレます。
また、万一バレたときのために洒落が通じない職場での使用に関しての責任はおえませんのであしからず。。。

数十人いればだいたいバレませんが、ご使用は計画的に‥
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