”WBSについて”でWBSを作るための準備について説明しましたが、実際のWBSのテンプレートを作りましたので使ってみてください。他のテンプレートにはない便利な機能がいくつかあります。

これは袋が個人的に使っていたものなので不具合があるかもしれません…問題がある場合はコメント欄で指摘いただけると幸いです
目的
このページでは、自作WBSテンプレート(マクロ付き)の使い方について説明しています。
頻繁に発生するスケジュールの変更でいちいち書き直さなくて良いような工夫をしています。
手順
ファイルのダウンロード
今回のファイルはこちらにあります。マクロ付きのため、Zipにしてあります。
項目の説明
ダウンロードしたら、開いてみてください。
- 基本的に、色のついていないところが記入可能なセルです。
- 色のついているところは式が入っているので、触らないようにしてください。

- B1のセルはタイトルです。
- C,D,Eは大中小項目を入力します。
- Fは担当者です。個人的なプロジェクトなら入力は不要です。
- Gは今回のポイントです。日にちが決定していて動かせないものは、こちらに開始日を入力してください。そうでない場合は、前提となるタスク名(Aが終わったらBを実施するという場合A)を入力します。
- また、大項目と中項目は配下の項目から日程を自動的に計算するので、入力する必要はありません。

- H列は作業日数です。1日未満の作業量なら、0と入力してください。
- Iは今回のポイント2です。当初3日で予定していたけど、終わっていない・・というときはこちらに延長した日数を記入します。
- 自動的に後工程のスケジュールが調整されます。
※この機能は、終わらなかったときに工数を自体を増やすのでなく別に枠をとったことで予定の見込みからどれだけ乖離したかを確認することができるようにするためのものです。

- K2には、プロジェクトの開始日を入力します。
- 設定タブには、一つだけ設定項目があります。
- それは祝日設定で、祝日を入れておくとその日は土日と同様にスキップします。
- 行の追加は、既存の行を最下段にコピペしていただければOKです。
ボタンの説明
左側のボタンは、ガントチャートの拡大縮小表示です。
右側のボタンは、大項目と中項目の日付を各タスクから再計算します。
まとめ
このWBSは個人的に通常のエクセルで気に入らない点をカバーして作ったものです。
WBS管理ツールでも同じことができるのですが、フォーマットが決まっていて自分の好きなようにカスタマイズできないので結局エクセルで作ってしまいます…
このまま使っていただいても構いませんし、気に入った点だけでもご自身で使用されているシートに取り入れて頂いても良いと思います。
また、”もう少しここを変えてほしい”とかありましたらコメントからお知らせください。
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