会議や打ち合わせなどで、画面をシェアするときに大きいリボンが表示されているのは邪魔ですよね。とはいえ全画面表示は使い勝手が悪いし。そんなときはこのマクロを使って、最大限で表示できるようにしましょう。



画面を縮小すると見えにくいし、かといっていちいちスクロースるのも大変。ちょっとでも広く使いたいよね

いちばん重要なのは中身だけどね。
1.個人用マクロブックを使えるようにする
Excelを開いたときに常に使えるマクロファイルが個人用マクロブックですが、デフォルトでは存在しない場合があるので以下の手順で作成します。
- 画面下のマクロを記録ボタンをクリックします。
- マクロの保存先に、個人用マクロブックを選択します。
- OKを押し、A1のセルに”テスト”と入力します。
- 画面下のマクロ記録ボタンを押し、記録を終了させます。

2.マクロの貼り付け
- Excel上で”Alt+F11”を押してVBAの編集画面を表示させ、左のツリーのPersonal.xlsbにある”Module1”をクリックします。
- 先ほどのマクロ(Sub Macro~)が記録されているので、全部消します。
- 下に貼られているマクロをすべて選択し、消したスペースに貼ります。
- 右上の×ボタンで編集画面を閉じます。

Sub 最大化()
Application.DisplayFormulaBar = False ' 数式バーを隠します。
Application.ExecuteExcel4Macro "SHOW.TOOLBAR(""Ribbon"",False)" 'リボンを非表示にします。
ActiveWindow.DisplayHeadings = False ' 行列の表示を消します。
End Sub
Sub 最大化もどす()
Application.DisplayFormulaBar = True
Application.ExecuteExcel4Macro "SHOW.TOOLBAR(""Ribbon"",true)"
ActiveWindow.DisplayHeadings = True
End Sub
これで終了です。
3.実行方法
登録したマクロはAlt+F8キーで呼び出すことができます。
ここで実行したいマクロをダブルクリックするか、選択して実行をクリックします。


Zoomなんかで工程表を見せたいときなんかも使えます。是非活用してください!

Zoomの画面共有で、さっそうとマクロを実行するところから見せるとみんな心のなかで”コイツできるな”と思ってくれそうだね。

イメージも大事だよね。
マクロの実行はAlt+F8ではなく、ツールバーに登録することもできます。下の記事ではそのやり方で説明していますので、合わせて参照してみてください。
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