Excelシート上のPCにPingを送るマクロ付きファイル

Excel

Excel上にあるリストに記載されているパソコン名やIPアドレスなどがネットワーク上にあるかどうかを確認する(Pingを打つ)だけのマクロです。

各事業所にある複合機の電源が入っているかどうか、など監視ツールの入っていないような端末の死活確認を定期的に行うときとかに便利です。

習得にかかる時間…0分 (ファイルをコピーするだけ)

使い方

導入

マクロ有効ブックのファイルなので、ZIPファイルをダウンロードして解凍し、開いてください。

使い方

B列に、調べたいデバイスのIPアドレスまたはホスト名を入力して実行ボタンを押してください。
4行目から空欄があるところまで順にPingを打ってC列に結果を返します。
D列は、その結果からOKかNGかを判定します。

実際に実行した結果

注意点

1台あたり数秒かかるのでネットワーク上にない端末が多い状態で1000台とか実行する場合は、別のPCで実行しておくか終業時に仕掛けておくくらいのほうが幸せになれると思います。

肝となる部分は、Yu-Tangさんのスクリプトを借用しました(Sheet1のコード内参照)。
ので、実際に作ったのは数行です。。

用途

このまま使える

似たような、また100倍高機能なフリーソフトも多々あると思いますが、このマクロの良い点はリストを入れたファイルを渡せば、誰でも実行するだけで結果を得ることができます。アプリのインストールも不要です。

対象毎にまとめておける

一度作っておけば、必要なときにそのまま使えます。例えば全事業所の複合機のリスト、ルータのリストなど…

活用の仕方

実行したいコマンド部分は以下の1行だけなのでこちらをNSLOOKUPにしてIPアドレスからホスト名を調べたりCopyコマンドで各端末の特定のファイルをコピーしたりとか色々活用できたりします。

Range("c" & I) = myPing("ping " & Range("b" & I))

判定結果は関数でD2セルに記載しているので、そちらも適宜変更してみてください。

これを見たら、自分でもできそう。

実際、VBAはIT部門ではなくユーザー部門が使える、というのが売りですしね。

でも、ユーザー部門で作った人がいなくなって、残された人が中身を知らずに使って不具合を起こしてヘルプデスクに駆け込んですぐに直して!って。。。

わぁ、こわい。

コメント

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